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太宰府市S様SR400怪、エンジンオーバーホール。
内燃機加工が終えるまでに他の所を。
今回の仕様では「必ず」クラッチが滑り出す、必ず!!
当店試乗車で確認済み、同じ仕様になりますので。
今迄の軽いクラッチ操作とはオサラバ、、、。
それでもコーケンクラッチホルダーを装着済みなのでノーマルよりは軽い。
かなり。
カムチェーンは「DID」のエンドレスタイプ。
折角交換するのでノーマルは。。。
定期的に良質なオイルに交換しているS様。
それでも「回転を上げる」サーキット走行を楽しむと劣化は早い。
私が組んだENGINE、ガスケットも剥がれやすい♪
シートチェックボールは大丈夫、チェーンガイド。。。
走行5万キロ弱とは思えないほど!減っていません。
車検ごとのカムチェーン&バルブクリアランス調整のお蔭です。
ホイールを回すチェーン同様、定期的なメンテナンスが寿命を延ばします。
テンショナーが押す部分は凹んでおりますが交換の必要無し。
ノーマルカムチェーン、タガネでかしめる物。
エンドレスタイプに交換。
内燃機加工が終え、組み立てに入ります。
ピストンリングクリアランス確認。
オーバーサイズピストン、周辺部品も新品に。
ボルトナット類は洗浄液に漬けておりました。
取り付け前にパーツクリーナーでもう一度洗浄。
モリブテンOILをスリーブ&ピストンに塗布。
トルクメーターを用いて締め付け。
ちなみに「トルクメーター」ボルトやナット等が痛んでいると、、、。
針が止まり、反対方向に逃げて行きます。
まぁ、普通に感覚で判りますがサンデーメカニックにはお勧め。
スタッドボルトを入れ馴染む間に。
シリンダヘッド組み立て。
バルブリフェース&シートカットを行いました。
排気側、辺り面は真ん中。
吸気側も辺り面は真ん中。
バルブステムシール、バルブの頭に取り付ける部品です。
左側が新品、劣化するとOIL下がりの原因に。
スプリング長も確認済み、組み立て。
吉村さんのST-1採用。
ロッカーアーム、シャフト交換。
コチラの通路からOIL、カムとアームにダメージを与える事が無いように。
スタッドボルトが落ち着いてからの組付け。
確り組めばスタッドとナットは揃います!多分。。。
他店様で組まれたENGINE、よくバラツキが…気になる事も。。。
カムチェーン&バルブクリアランス調整で組み立て終了。
カムチェーンスライダーは交換しておりません。
テンショナーキャップ、取り付けられる?(笑)
翌日、再度トルク確認。
OILラインガスケット新調、1個¥60ですし。
ENGINE搭載。
???的な事が発生。
同年式の試乗車で確認、おろたえてノーマルキャブを取り付けたり。(笑)
「点検用キャブレター」何かと重宝しますよ。
必要ない工賃を減らす役割を担います。
???はまさかの「中古フライホイール」が原因でした。
フライホイール側のトラブルは初めて、目視では問題がある様には見えない。
他の中古品と交換して無事始動。
油圧確認、エア噛みナシ。
カンリンフライホイールからノーマルフライホイールに。
サーキット走行ではこちらの方が向いているでしょう。
只、、、慣らし運転はカンリンさんの方が。。。
キャブセッテイングコース?は昨年夏に土砂崩れ…。
S様、慣らし運転早く終わると良いですね。
M様は3月21日にSPA、23日にHSRサーキット。
私は出来れば4月17日のSPAで今季の「ファンライド」開始予定。