• 熊本県 K様SR500、エンジントラブル修理。

     

     

    整備を終えた車両、「パリッ」として見えるのは気のせいか?

    リフト上には 「パリッ」 としていない? SR500。。。

     

     

     

    熊本から日産・セレナに積んでの御来店、K様SR500。

     

     

    走行中、クラッチレバーがスカスカに…まるでクラッチケーブルが切れたかのように。

    SR400-FIの軽いクラッチでも小指では無理。  それ程軽い。

    エンジン停止後歩いて自宅に、そしてエンジン始動を試みるも今度はキックに異常発生!

     

     

    ご覧の様に、プッシュレバーは引けている。

    プッシュレバー下部のオイルシール、滲みが出てきてますね。

     

     

    K様が気にしていたオイルレベルゲージ、確かにオイルの付着無し。

     

     

    ロッカーアームキャップからか?オイル滲み。

     

     

    点検修理の為、ケースカバー取り外し。

    当店ではオイルフィルターはK&Nを使用しております。

    フィルターOリング、硬化しており交換。

     

     

    クラッチレバーがスカスカになる前に何か症状が合ったと思うのですが、K様は何も

    感じなかったそうです。

    そうですねぇ、私もその様な状態での走行体験はアリマセン。

    御来店時には既に走行できない状態。

     

     

    状態にもよりますが、エキゾーストシステムを外した方が修理時間が短縮出来るケース

    もあります。

    ケースカバーガスケットが固着しているとスクレッパーを色んな方向から入れたい!

    エキパイ取り付けボルトが…。

     

     

    折角なのでケースカバーを外さないと清掃できない所も。

     

     

    クラッチ修理後、こういう時に交換しないと勿体ない部品を点検、交換。

    ノーマル500なのでスプリングも!

     

    プッシュレバーオイルシール交換。

    ここはプッシュロッドを移動しないとプッシュレバーが抜けない。

    オイルシールやOリング、大事に乗っていても経年劣化で必ず交換が必要になります。

    トラブル後、トラブル前、何時交換するかはオーナー様次第。。。

    殆どのトラブル、気付くのはバイクを使用している時でしょう…。

    ツーリング先で帰宅困難等に陥るのは避けたい。

     

     

     

    トルクレンチ&トルクメーターにて。

     

     

    そうそう、コチラも有りましたよね。

     

     

    キックトラブルの原因は多分アレですな。

    対処!

     

    暫くは結構な白煙、その後収まり整備終了♪

     

     

     

    クラッチ、キック共にOK!

    只…スイングアームピボットにガタが、後ろがバタつきソレがハンドルへ。

     

    スイングアームオーバーホールに必要な部品は常時在庫致しております。

    お持ち込み頂いた時の症状では「それなりの修理代金」を覚悟していたでしょう。??

    覚悟?に沿えず申し訳ございません。(笑)