• 山口県下関市S様、SR400-FI点検整備。

     

    閉店準備で外に出していたSR400を店内に。

    サイドスタンドを出す、ポロっと何かが落ちると同時に車体が不安定になる。

     

     

    走行18,000キロ弱のイモビライザー仕様のSR400です。

    サイドスタンド取り付けボルト破断…。

    キックペダルが折れる事は過去に3回程経験しましたが、サイドスタンドボルトは、、、。

    車体の傾きからしてもステップ上に立ってキック始動をしていた感はアリマセン。

     

    、、、折れる物なんだな。。。

     

     

    昼食を取りお店に戻る、店外にSRとお客様。

    山口県下関市S様、初御来店頂きありがとうございました。

     

    不安に感じる所、気になる箇所をお聞きしてお見積り作成。

    S様SR400-FI、高級パーツ装置等、結構カスタムされています。

     

    当店試乗車に乗って頂きました。

    ブレーキシステムが凄く操作し易い!  経験ですね、御試乗いただきありがとうございました。

    マスターシリンダーはメーカこそ違え、同じラジアルマスターシリンダー。。。

     

     

    整備前試走後、車体周りを再度目視確認。

    お見積り時にも見ておりますが。。。

    S様にご依頼頂いた点検整備内容と上限予算金額を確認後整備に!

     

     

     

    主になる整備は「定期点検&整備」と同じ内容で。

    必要とあれば部品の交換や取り付けを行います、ご予算内で。

    それを超えてしまいそうな場合は事前に連絡、もしくはお引き渡し時にご説明いたしております。

    整備や交換が必要な所を。

     

     

     

    一年程前にフロントフォーク・オイルシールを交換。

    一年後、、、漏れてます。

    コチラはS様からのご指示。

     

     

    インナーチューブ、アウターチューブ共に内部清掃。

     

     

    フォークドレンボルトはインパクトレンチで締めない。

     

     

    エア抜き後に油面調整。

     

     

    オイルシールはSSTを用いて取り付け。

    外した古いオイルシールを清掃後、新品オイルシールの上に置きアウターチューブ内に。

    新しいオイルシールを痛める事が無いよう。

     

     

     

    他の整備を進めている時、エア抜き中のフォーク。

    時折ストロークさせる。

     

     

    高価なレーシングタイプですがセンターが出ていません…。

     

    一本ボルト頭を舐めてしまったキャリパーボルトはそのままに、、、。

    取り付けたお店やご自分でも抜き取りを行ったそうです。

    手法としては私も同じようなやり方でしょう、ソコ迄やって抜けないボルト…。

     

    キャリパーはダストシール無しのレーシングモデル。

    通常のブレンボと違うのはキャリパー剛性とタッチ向上の為にダストシールが無い事。

     

    ダストシールが無いので通常より細目なメンテナンスが必要となります。

    一般道で使用するメリットは??

     

     

    タイヤウエィトバランスのご依頼も頂きました。

    組んで間もないスポーク…。

     

     

    キャリパーセンター出し。

     

     

    チェーン洗浄&注油。

     

    17インチ、スイングアームを水平にしてチェーンの遊びを確認。

     

     

    リアブレーキの操作感を普通にするために部品交換。

     

     

    リアホイールもバランス点検調整。

     

     

    グリスは適材適所の物を使用。

     

     

    リアハブ、ご自分の物で無く他店様在庫分をパウダーコートして組付け。

    オーナー様が心配されておりました、程度の良いリアハブですよ。

     

     

    リアブレーキ点検清掃&グリスアップ。

    ブレーキシューは面取り。

     

     

    ハブクラッチ側。

     

     

    点検&Oリング組み込み後グリスアップ。

    スプロケットロックワッシャーも!

     

     

    カムチェーン伸び。

     

     

    心配されていたラピットバイクイージーも点検しましょう。

     

     

    カムチェーン&バルブクリアランス調整。

     

     

    ケーブル類注油。

     

     

    エアエレメント点検&BOX内清掃。

    ラピットバイクさんはこちらにいらしたのですネ。

     

     

    取説書にて確認、動作確認はフュエルタンク装着後。

    タンク装置しないでメインスイッチONにするとガソリンポンプからガスが溢れ出ます!!

     

     

    SR400-FIは発熱量多し! 固着防止。

     

    その後の画像を探してみましたが見つかりません。

    確認してみると以前のブログでアップしておりました。。。

    内容は他店様で行われた組付けの修正でした。