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みんな当たる?
中央区K様SR500セミレストア的中古車整備。
この当時のSRは良いですねぇ、塗装が高品質。
カバーシリンダーヘッドがエンジン熱で焼けてます、2000年以降は塗装が剥げる。
車体周りの整備を進めていると、作業台上のエンジンが気になる。。。
排吸気ポートを覗き見て、腰上オーバーホールを決断しました。
排気バルブ、オイル滲みが認められます。
オイル下がりでしょう、ピストン表面はオイル下がりによるべとつきはありません。
軽症でしょう。
バルブガイドのガタやステムシール劣化でオイル下がりが起こります。
ステムシール、触るとガイドの上でクルクル回る。
ゴムが劣化硬化したのでしょう、乗っても乗らなくてもゴムは劣化します。
乗らない方が劣化速度は早いと感じます。
スタッドボルトにも手を入れる。
燃焼室等のカーボン清掃、バルブ擦り合わせ。
エィ!ピストンも見てみるか!
ピストンリング交換、張力を失ってイラッシャル。。。
リングクリアランス確認。
あえてブラストはしません。
ボルトナットを交換したり。
オイルパンのスラッジヘドロ清掃。
SR500中古車、エンジン腰上オーバーホールを終えました。