• 八女市H様SR400、エンジンオーバーホール。その3

     

     

     

    ノーマル部品を揃えるのも大変です。

    イモビライザー仕様のSRとそれ以外のSRではライトステーは違いますよ。

    他にもSRの部品、廃盤が多くなってきました。

    不具合や欠品したままで乗っている方、急いだほうが良いカト。

     

     

     

    交換したベアリング。

    洗浄後の点検で若干のゴリ感を確認。

    痛んだベアリングを使用していると、ベアリング圧入部も緩くなる事が…。

    最悪クランクケース交換に、、、。

     

     

    ミッションのOリング交換。

     

     

    油膜に守られているはずなのに擦り減る。

    オイル管理が大事ですね。

     

     

    ケース合わせ面Oリング交換。

    オイル通路にありますよ、変形していました。

     

     

    ウッドラフトキー交換、ジェネレーターの位置決めの役割。

    過度のエンブレでコチラが折れ、走行不能になる事も。

    エンジンブレーキは上手く処理しましょう。

     

     

    コンロッドベアリングにタップリオイル塗布。

     

     

    オイルポンプ点検、

    ローターは問題無し、シールに切れが認められます。

     

     

    シール&ガスケット交換でオイルポンプオーバーホール終了。

    ドライサンプエンジン、オイルポンプは大事。

    エンジンブローや部品破損の場合は必ず確認しましょう。

    金属片でオイルポンプローターが痛んでいる事があります。

    痛んでいると油圧低下の原因になります。

    修理してもまたエンジンブロー、、、。

     

     

    カムチェーンスライダー、チェーンの辺り面側の消耗は少ない。

    テンショナー側がかなり変形していました、中古と交換。

     

     

    規定トルクで。

     

     

    内燃機屋さんから部品加工が終え、戻ってきました。

    今回はバルブガイド交換、シリンダーボーリング&バルブシートカット。

     

     

    交換するピストンは後期型。

     

     

    シートチェックボール、在庫を切らしていました。

    交換!劣化すると油圧低下の原因になります。

     

     

    一ヶ月前位の仕事ですが、その時は今ほど暑く無かった気が、、、。

     

     

    1ミリオーバーサイズ仕様。

    信頼できる内燃機屋さんの仕事ですが、必ず確認。

    絶対は無い。

     

     

    ピストン&リングセット&ピン&クリップ交換。

     

     

    分解時に洗い油ボルトに放り込んでオリマシタ。

    組付け時に再度洗浄。

     

     

     

    つづく