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那珂川市K様BSA-SR400、定期点検&整備のご依頼を頂きました。
毎回ありがとうございます。
車検証住所、市町村名が変わっても車検証住所は旧市町村名のまま。
何故?
ホーンが鳴らない、修正からの整備スタート。
ホーン不良は車検で落ちます。
BSA-SR、オイル交換は少し手間が掛かります。
今回、走行距離が余り伸びていませんでした。
ルーチン整備内容を解き、同工賃内で整備内容を変更することに。
ピボットシャフトを抜いてもスイングアームは残る。
フレームとのクリアランスが厳しい、組み立て時に汗をかく。
新車組み立て時にも厳しかっただろう。。。
スイングアームオーバーホール完了。
シム加工の末ようやく取り付け。
カムチェーン&バルブクリアランス調整等工賃分をコチラに回す。
ケーブル類注油は肝。
2011年製造フロントタイヤ、交換。
これで前後同じ銘柄に。
サイレンサー内部が破損しておりました、交換。
整備後試走。
数日お預かりしておりました、K様にお渡し。
納車後にお電話を頂く、「オイル漏れが止まりません」!
?試走したし?
引き上げに参りました。
K様自宅ガレージ、カッコいい!
オイルで無くガソリン漏れ、オーバーフローの疑い。
ガソリンコックを交換する為、ガソリンを抜く。
出ない、、、タンク内ガソリンは僅か。
以前も遭ったブリザー系からのオイル漏れ、K様はこちらも心配。
綺麗なトレーにオイル抜き出しジョッキ、オイル漏れなし。
念のためにブリザー系洗浄。
今回キャブからのオーバーフロー、おそらくバルブシートが以前から劣化不良。
そこにガソリンコック負圧弁が開きっぱなしでフロー、と考える。
ガソリンコック正常時、コック側で耐えていたんだろう。。。
純正コック、負圧が働かないとタンク内からキャブ迄ガソリンは移動しない。
PRIは解放、ガソリンを抜いたり、キャブに強制的にガソリンを送る時に使用。
暫く乗っていなく、エンジン始動が悪い場合はPRIでキャブにガソリンを送る。
暑い時期にはフロート内ガソリン揮発で結構少なくなっています。
PRI
フロート弁、やはり。
チャンバーOリング&バルブシートAssy交換。
燃料コックも。 今回は時差で2箇所に症状が出たようです。
タンクはアルミなので錆は無し。
バルブシートAssyも消耗品です。
消耗品で無い所の方が少ない。
何故か一つ在庫していたBSA用サイドカバーナット、サービス交換。
3キロ程試走、問題なし。
ガソリンコックPRI状態で数日放置、問題なし。
整備を行っているとこういうケースが発生することがあります。
K様はご納得されておりました、整備ご依頼いただきありがとうございました。