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YAMAHA純正特殊工具、フライホイール取り外し用を新たに入手。
一般的に特殊工具は結構お高い、、、コチラはそれ程でもありませんでした。
新調したのは20年ぶり?
中央区K様SR500、内燃機加工が終えました。
組み込み前に測定。
勿論、内燃機屋さんでも行っておりますが確認。
何処のショップでも行っているでしょう。
ピストンリング及びリング溝にオイル塗布、シリンダー内壁も。
エンジン組み立てやキャリパー分解時。
トルクレンチで無くトルクメーターを使用します、気分の問題?
数回に分け締め付け時、同じトルクで締め付け確認できるところが好み。
バルブ&バルブガイド交換。
上が初期型バルブガイド、下が後期型。 形状が異なります。
初期型はOリングで後期はクリップ。
バルブ擦り合わせ、当たり面は中央付近。
スタッドボルトを建てる。
シリンダーヘッドを組み付けには一日時間を置きます、 若かりし時に教えて貰った。
いまだに気にしてる。。。
カムチェーン交換後と交換前。
組み立て時にはノーマルフライホイール取り付け。
エンジン搭載時にはフライホイール取り外し。
フランドル試乗車に取り付けていたカンリンフライホイール。
使用走行距離は約500キロ。。。私のお宝の一つでした。
15年所有していたが、、、必要とする方に使っていただく方が良いでしょう。
カンリンフライホイール、エンジン搭載後で無いと組付け不可能。
フレームに干渉する、と言うか無理。
取り外したノーマルフライホイーK様にお返し。
気が向けばノーマルとカンリン、二つの乗り味を楽しめます。
工賃はそれほどかかりません、今回は固着防止を怠りなく。
初期始動で20分程扇風機を当てながら暖気。
この時期お外は寒かった…。 後方の車、窓を開けてるな。。。
カンリンフライホイール取り付けでアイドリングは1,000回転を切っていても安定。
アイドリングを下げ過ぎると油圧低下を招くので注意。
渡邊の好きなエンジン仕様の一つ。
500クランクに少し圧縮の高いピストン、CRSキャブにカンリンフライホイール仕様。
フロントホイール19インチも好みです。
5速ギアエンジン回転数1,500回転以下でもググーンと加速していく。
ノーマルSR500ではノッキングするところをグーンと。
19インチホイールと相まって大らかな走りを楽しめます。
整備ご依頼いただきありがとうございました。