• 経年劣化的故障修理は。。。

     

     

    この先ずっとこのままなのでしょうか…?

     

     

     

     

    初期型SR400/500キャストホイール。

    リペイント&ベアリング交換のご依頼を頂きました、ありがとうございます。

    アルミ地は研磨後、ホイールペイントはガンコート塗装。

    オーナー様から「お安い」と、私もそう感じます。

    車の擦り傷塗装代金で言えば、20センチ傷補修代金よりお安いと思います。

     

     

     

     

     

    スタッドボルト、ロングタイプに交換してあります。

     

     

     

     

    今回、アルミスプロケットからスチール製に。

    アルミの場合、チェーンに付着した異物もスプロケット消耗の原因になるでしょう。

    チェーンオイルの塗り過ぎにも注意。

    2月からスプロケットやチェーンが最大30パーセント近く値上がりします。

    オイル塗布やメンテナンスを細目にして寿命を延ばしましょう。

     

     

     

     

    カンリンフライホイール、何とか取り外し出来ました。

    クランクネジ山を痛める事無く。

     

     

     

     

    廃盤になったXT500パーツ、当然ながら多い。

    新品多数、スプロケカバーやハンドルスイッチ等。。。

    必要にして大事にされる方の手に。

     

     

     

     

     

    オイル、オーナー様が抜いていたのですね。

     

     

     

    走行中にギアの入りが悪くなりエンジン停止。

    その後、ニュートラルに凄く入りずらい。

    ニュートラル?ギア抜け?

    クラッチボスに辿り着くと違和感!ボス損傷で合ってほしい…。

    ミッション?もしくはクランクケースベアリング損傷か?

    いずれにしてもエンジン全分解しないと原因が判りません。

     

     

     

     

    ケースが痩せたという事か。。。

    修理に取り掛かっております。

     

    生産から40年近く経過するとそれなりの不具合や故障が出てくるようです。

    SRに限らず、他のバイクや車もそうだと思います。

     

    旧車の部類に入った車両、どう修理してオーナー様にお渡しできるか。

    部品入手と経験なのでしょうか? 加工屋さんの存在も凄く大事です。