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XT500、リアキャリア製作のご依頼を頂いておりました。
完成です。
当時のヤマハ製はメッキ、勿論メッキ仕様にもできます。
今回はパウダーコート半艶仕様。
定期点検&整備後来を頂いた、宮崎県宮崎市S様。
お引き取りに見えられました。
お渡し後、間もなくお電話を頂く、「エンジンが止まりました。」と…。
??何ですと?整備前と整備後に試走しております。
症状をお聞きしました、ガス欠もしくは燃料コック不調?
燃料コックを「PRI」にして下さいとお願いしました。
「エンジンが掛かりました!」 やはり負圧バルブがおかしくなったのか。。。
暫くすると、「エンジン停止で掛かる気配がありません。」
引き上げに参りました、エンジン始動を試みる! 掛かる気配なし…。
プラグチェック、火が飛んでいません、、、新品プラグに交換しても駄目。
S様とSRは再度フランドルに逆戻り。。。
S様は一旦自宅に戻られました、ご心配をおかけしました。
プラグチェック、弱々しいですが「今は」プラグに火が飛んでいます。
・・・これでエンジン始動したら・・・逆に故障個所が突き止めにくい…。
エンジンが始動!!
う~ん、地道に故障個所を探すしかありません。
数年前も「キャブレター調整不良が確実」というSRがありました。
症状からすると、スロー系が濃くエンジンが暖まると調子が悪くなる。
全く違う所でした、原因はメインスイッチ…。
メインスイッチの場合はボディにガタがある事が殆ど、ソレが経験…。
経験が邪魔をする事も。。。
メインスイッチ、ニュートラルスイッチ、サイドスタンドスイッチ。
ハーネス、イグニッションコイル等の点検が必要。
極稀にCDIユニット不良だったのか?という事も。
S様のSR400怪も17年目、こういうトラブルも出てくるという事か…。
試走では全く症状が出ていませんでした、快調そのものでした。。。
1次コイル抵抗値「0」という事で交換修理を進めます。
使用するのはウオタニさん&NGKプラグコード。
コイル取り付け位置を確認後、プラグコードを必要な分でカット。
コイルに取り付けます。
プラグギャップ調整。
先ずはお店の周りを試走。
問題無し、と言うか部品交換&調整で400怪がよりパワフルに感じます。
S様より「修理後は少し長めに試走して下さい」と。
秋ですねぇ、気温は20℃を超えております。。。
油山迄試走しました。
修理後約20キロ程走行。
その後も気付いたらエンジン始動。