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久石譲さん、昨日ラジオでで知りました。
クィンシージョーンズさんの大ファンだそうです。
ひさいしじょう、苗字の読み方を変えると。
ご近所のM様、「動かせるように整備して、車検を取って下さい!」と。
5年間動かしておらず、野外に車体カバーを掛けて保管。
W1SA、フルオリジナルだそうです。
M様、スピードメーター振り切ってますケド。。。
レッドゾーン手前まで回転を上げて走行するW1SA。
見たことがアリマセン。
タンク内に錆が有る、と言うか錆しか見当たらない。
錆落とし溶剤を使うしかありませんが、穴が空かないのか?
初期型なのでチェンジペダルは右側。
以前、ノートンコマンド右チェンジを乗る機会がありました。
緊張で乗り味を感じる余裕は梨。。。。。
抜いたガソリンは汚れたオイルの様、、、
勿論!!!凄く臭い!!!!!!!!!!!!
フュエルコック。
ゴムパッキンは再使用不可能、部品は手に入るのか?
旧車整備はコレが一番大事だし大変。
部品手配はM様にお願いしました。
私も念のためにW1SAのフュエルタンクを検索。
¥250,000程の物がありました、高いのか安いのかもワカリマセン、、、。
そうしていると整備ご依頼のお客様御来店。
燃料タンクを乾燥室に入れる(軽トラ室内)。
乾燥後、タンクを振っただけでこの錆の量!
錆落とし溶剤で穴が空いたら入りたい?
まぁもし駄目でもM様にとっては¥250,000は大した額ではない!! ??
この修理整備、上手く行ったら¥250,000頂こう! ??
最初は「刺激の少ない」錆落とし溶剤を入れる。
錆落とし効果が2回迄とメーカーが仰っている物、これで3回目。
流水と一緒に錆が出てきます。
20分以上注水を続ける。
トレー内の錆、出た量の半分くらい。
周りに流れ出した量の方が多い。
ドライバー等でこびり付いた錆をかき出します。
厚みのある錆、、、チェーンを脱脂。
タンクをヒートガンで乾燥させた後、チェーンを入れて揺さぶる!
約1時間、、、腕が上がる…。
W1SAのタンク、鉄板が厚く重いのです。
夜のフルフルタイム終了。
朝のフルフルタイム。
中性洗剤でフュエルタンク内洗浄。
直ぐにヒートガンで乾燥させる。
新しい錆落とし溶剤を使用いたします。
普通のフュエルタンク内錆落としの5倍近くに時間が掛かっております。
この時点で、お支払いは「オーダースーツ」でも良いですよ。。。(‘◇’)ゞ