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GX250SP
インナーチューブ、再メッキに出してから間もなく2週間。
そろそろ出来上がって来そうなので他の整備も進める事に。
勿論他の整備も進めております。
マスターシリンダー・オーバーホールに取り掛かる。
老眼&スラッジでピストンカップを取り出すクリップが見えない。
目視観察、どうもサークリップの上にワッシャー?か何かあるな。
サークリップホールに工具が引っ掛かりません。
固着していたクリップ…外すことが出来ました。
何でや?クリップの上にナイロンワッシャーとCクリップ。
工具が引っ掛けにくいやんか!
マスターシリンダー内ピストン。
ピストン径は種類が有ります、SRノーマルと同じ14ミリ。
現行SR用ピストン、¥4,000位だったか?GXは¥14,000。
SR用が使えるのでは?と思いましたが、造りが違いました。
ピストンも固着、、、引っ張り出すことが出来ました。
1980年前後に製造された部品でしょう。
マスターシリンダー洗浄後、組み立てに入ります。
南区I様SR400、エンジンからのオイル漏れ修理ご依頼を頂きました。
いつもありがとうございます。
カメラを変更後、撮り溜めている画像保管順番が解りにくなっております。
画像数や間違いがある場合もあります、ご容赦ください。
オイル漏れとのことでしたが、オイルでなくガソリンのようです。
オーナー様に確認。
キャブレターのオーバーフローによるガソリン漏れですね。
お預かりした翌日、SRの下にガソリン溜まり。
キャブレターとエアクリーナーBOXを繋ぐマニホールド。
劣化硬化で亀裂が有ったので交換。
燃料ホースも硬化、ホース&フィルター交換。
崩れかけ出したエアエレメント交換。
前回の車検時に劣化確認、当時1年は持つと判断。
オーナー様には伝えておりました、が!1年持たなかった。
キャブレター点検。
オーバーフローの原因、異物混入ではありませんでした。
原因はフロートバルブ劣化によるガソリン漏れ。
ガソリン消費でロケットみたいなバルブ、下の筒に蓋を閉じたり開けたり。
エンジン始動時は常に上下に動いています。
ロケット先端はゴム、ココが摩耗すると蓋がきちんとできなくなる。
そうすると、じわりガソリンがタンクからキャブに降りてきます。
フロート内燃料が上限を超えるとキャブレターブリザーパイプから出てくる。
筒のOリング弾力性が失われても同じ症状。
フロートバルブAssy交換。
タイヤ同様、ゴム部品の劣化はトラブルの素。
乗っても乗らなくても経年劣化は進む。
乗らない方が速いと感じます、ゴムに熱が入らないのが原因かも。
一日置いて試走、修理確認。
修理ご依頼頂きありがとうございました。